採血が苦手な看護師にとって、まず心配になるのがすぐに血管が見つかるかでしょう。患者によってはなかなか血管が見つからず、焦ってしまうこともあります。そんなときは、患者の前腕を軽くマッサージしたり、余裕があるなら温タオルなどで温めたりするのが効果的です。すると、血管が拡張して目立ちやすくなります。焦ったときこそ落ち着いて、適切な対応をとるようにしましょう。

また、高齢の患者の場合、老化の影響で血管が固くなっている場合もあります。内出血などの問題を起こさないためにも、必ずあらかじめ指で確認して弾力や太さなどを確認し、採血しても問題ないかどうかをチェックしておきましょう。

さらに、採血が苦手な看護師が不安に感じるのが採血にかかる時間です。あまり採血に時間をかけすぎてしまうと、血液の凝固が起こってしまいます。ゆえに苦手な方は焦ってしまうわけですが、焦るとますますうまくいかなくなる恐れもあります。採血にかける一般的な時間は2分間以内と言われているので、時間内にしっかり行うことを前提にあまり自分自身を急かさずに落ち着いて行うことを心がけましょう。

後はあらかじめ採血で失敗しやすい原因を把握したうえで、それを意識しながら作業を行うことです。失敗のパターンを頭に入れておけば、それを避けながら落ち着いて作業を行いやすくなります。まとめると焦らず落ち着いて作業すること、焦らないための知識や心構えを事前に整えておきましょう。その足がかりになりそうなサイトを見つけたので、ここで紹介しておきます→http://bible-of-bloodsampling.com